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「わかりました。」でも、わかっちゃいない。 ~№ 1942 ~

こんにちは。
土屋佳瑞です。

私たちは 自分の日常の会話について
どれくらい把握し、理解しているのでしょう。

試しに
「今日一日、誰とどんな会話をしただろう?」
と振り返ってみたら・・?
果たしてどれくらい正確に覚えているでしょう・・。
多くの方が「ほとんど覚えていない」ということに
愕然とされることが多いと思います。

それくらい日常の会話は無意識に行っているし
かつ、そんな中でも
自分が知りたいこと、自分が思うこと、
自分の感情、自分の都合・・・
等々その瞬間瞬間、自分目線でものごとを
捉えていることが多いんですよね。

仕事の上での会話では
単なる情報伝達だけでなく
課題の共有やその解決について
交わすことが多いと思いますが

そんなとき、相手とどれくらい
内容を理解し合い、共有しあっているでしょう。

「○○君、これ××だからちゃんと間に合わせといてね」
「はい、わかりました」

職場ではよくある会話ですが
本当に お互いの意思は伝わっているでしょうか。

ちゃんと、って何をどうする?
××だから、ってどんな状態で何が課題?
間に合わせるって、いつまでどんな風に?

わかりました、って言っているけれど
ここの理解が双方同じだと、
どうしてわかったのでしょう??

(ん? ちゃんと、って
○○やっとけばいいってことだよなあ・ たぶん・・
ん~・・わからないけど・・あとで先輩にきいとくか・・)
なんて思っていることもよくあるはずです。

まあ、私たちは上司に仕事を言われたら
「はい、わかりました」
って言うように学びましたもんね・・(^^ゞ
でも、上司が何でも知っている
というわけではないんですよね。

また、口答えせず素直に対応する、
ということと
仕事の内容や課題を共有する、
ということは別の話です。

それを区別しないまま
「ウチの新人は、返事だけ立派で役に立たない」
「言ったことしかやらない」
というのはどうでしょう

また
「ウチの上司は教えてくれない」
「いつでも指示命令で、話を聴いてくれない」
とグチグチ言ってても仕方ないですよね

上司だって
「遅れているようだけど何があったの?」
と聞いてもいいし
「急いでほしいんだけどいつまでできる?」
「どんな風にやるか計画決まったら教えてくれる?」
などと問いかけ、相手の理解度を確認して
一緒にプランを練ることもできます。

新人さんなら
「はい、承知いたしました。
それで、実行するにあたり
少しお聞きしたいことがあるのですが
いいですか?」
このフレーズを覚えておくだけでも
気持ちの上でもずいぶん違います。

わかっていないのに、「わかりました!」
って言って、終わらせていませんか?

ともに仕事をする仲間と
真にいい関係でいるということは
お互いに、相手の考えやその背景を知り、
理解しあえている、ということです。

わからないなあ・・
通じてないかもなあ・・。
そう感じたときは、
そんな真の関係性づくりのチャンス!
でもあるんです。

今日は早朝から研修へ。
その後は継続研修を提供している
社長さんとの面談、
夕方は企業コーチング、と
企業さん漬けのスケジュールでした。

それぞれの職場での取り組みが
直に伝わってきて
”働く人”の熱意を
しみじみ感じる一日を過ごし
やっぱり、仕事の場って好きだなあと
感じます。

 

 

明日も継続研修に伺います。

どんな展開になるか・・

楽しんで、頑張ってきます。

 

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1942~

 

 

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