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現状にいるのに、現状も見失う、って知っておく。 ~№ 1944 ~

こんにちは。
土屋佳瑞です。

現状の課題を何とかするために
新たな取り組みを始めたいけれど
とにかく、なかなか進まなくて・・・

そんな言葉をよく聞いていた
ある管理職の方。

何とかしなくては、という気持ちにウソはなく、
日々一生懸命で 残業もいとわないのですが、
それでもなぜだかいつも、改善項目が進まない。

お話を聴くと
とにかく仕事が多くて、手を取られてしまう、との
ことだったのですが
それもそのはず、
あれもこれも・・・となんでも自分が
関わらなくては、と全てのことに手を出して
いたのです。

部下のやったことは確実にチェックしなくては!
○○のことは詳しくないけれど、
ちゃんと教えられるように勉強しなくては!
そんな風にあれこれ抱えているから
結局、すぐに出せるはずの資料すらたまりがち・・。

と、書けばわかりやすいのですが
実は 当の本人が抱えすぎだということに
気付いていないことが多いんですよね。

上司だから○○しなければならない。
知らないことがあってはいけない。
全部目を通さなくてはいけない。
などなど・・。

と、気持ちが先走っている状態でした。
残念ながら
それを上司がやっている限り、
部下が成長する機会は
失われていってしまいます。

「結局上司が直すから」
そんな気持ちが起きるだけで
仕事の創意工夫をすることも
なくなってしまいますよね・・。
それでまた、問題が生まれてしまうんですね。

今の現状を冷静に見つめること、
整理することは
未来を描くことに比べ簡単で
一人でもできると思われがちですが

意外に、そうもいかないのが私たち。
困った!! 問題だ!!
そう感じる表に見えているところだけに
意識が向きがちで
それを引き起こしている
本当の要因にはなかなかたどり着きません。


仕事を抱えすぎていることへの
心理的な要因や
外的な要因。
そして、仕事の手順や仕組みへの
思い込み、等々。

本当に、私たちの視点って
固まりがちです。

だから 第3者の存在を活用いてほしいんですよね。

コーチはもちろん、
他部署の管理職、同僚。先輩や上司などに
うまくいかないことをぜひ
お互いに話せる環境を作ってほしいと思います。

私たちはいま現状を生きているけれど
その現状すらも
見失うことがあるのだということを
知っておくといいですよね。

だから、
一人でなんとかしようと、抱え込まない!

上司から頼られることは、
部下にとっても、
とてもやる気が出ることなのですから。

 

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1944~

 

 

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