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1を聞いて10を知る、を目指さなくても ~№ 1959 ~

こんにちは。
土屋佳瑞です。

女性リーダーさんの
企業コーチングからスタートした今日。

打ち合わせ、パーソナルセッション、
間にリハビリを挟み(^^ゞ
そしてまた企業さんでのセッションと
移動と対話たっぷりの一日でした。

決して身体を使うお仕事ではないのですが
たっぷり集中して相手にむきあうと
夜には頭の中がへとへとになっている感があります。

何時間もコーチングセッションや
コンサルティングを続けられる方は
本当にすごいなあ・・・・と思います。

私の場合、相手の話していること、
言語以外から伝わってくること、
それらに意識を全力で向けているときは
この人のこの言葉は
本来どういう意味で生まれてきたのかな?
と直感で探っているような感じです。

それでも、それが正解かどうかは
結局のところ、私の仮説であって
お相手に聞いてみないとわかりません。

その問いかけで相手がさらに考え、
自問し、
また言葉で表現しようとすることで
だんだんと大切なことや
課題となることが明確になってくる。

セッションとはそんな時間でもあると
感じています。

実際、日常での私たちは
自分の考えを整理整頓してから
論理的に話す、ということばかりではなくて

話しながら、その理解を深めていったり
重要だと思う根拠や
基準を決めたりできることも多いはずです。

ですが仕事の上では
発言したことがすべて、
という印象を持ちがちです。

あの人が○○と言った。だから××案はあり得ない。
△△の提案をしたけれど
上司に時期尚早と言われたから無理。
というように。

この“○○だから××だ”
の理解は、本当にそうなのかどうか。
○○とは言ったけれど××については
考察してもいないかもしれません。

時期尚早という決断そのものよりも
その根拠となるものの共有のほうが
大事なことかもしれません。

要は
仕事の上で、相手の言ったことの背景や
その真意を確認したり、共有したりしないまま
進めていくことが 積み重なって

全体の意思の疎通やゴールイメージの
共有を難しくしているのではないか?
ということです。

特に上司と部下の間では
まだまだ上司の言ったことについて
部下から確認することはあまりないですよね。

それでも相手の話を全力で聴くと
だんだんともうすこし確認したい、という
ポイントが生まれてくるようです。

無理に
”1を聞いて10を知る”
というイメージを目指すのではなく

「それは どうしてですか?」
「その理由を聞かせてください」

日常の会話のなかで
上司であっても 部下に対しても
もうすこし率直に、シンプルに問いかけてみる。

この勇気が、チームの変化のはじまりを
生み出すかもしれません。

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1959~

 

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